Hanas アプリアイコン英語学習コラム

オーバーラッピングが先、シャドーイングが後。違いと組み合わせる順番

2026-08-172026-08-19 更新4分で読めます

ねこ

シャドーイングとオーバーラッピングって、なにが違うんだろう

こんな悩みを解決します!

シャドーイングとオーバーラッピングの違いは2つだけ

英文を見るかどうかと、音を追う遅れの差です!

ハナス
オーバーラッピング シャドーイング
英文 見ながら読む 見ない
タイミング 音声とぴったり重ねる 1〜2語遅れて追う
主に鍛える力 発音・リズム・速度 聞き取り・処理速度
難易度 やさしい 難しい

英文を見ているかどうかが、いちばん大きな差です。

オーバーラッピングで鍛えられる力

英文を見ながら、音声と声を重ねます。

文字があるので、次に何が来るかが分かります。
そのぶん、口の動きと音のリズムに集中できます。

オーバーラッピングで直せること

  • 単語と単語がつながる場所
  • 強く読む語と、弱く読む語の差
  • 息継ぎの位置
  • 語末の子音の処理

発音を直したいときは、この形が向いています。

シャドーイングで鍛えられる力

英文を見ずに、聞こえた音だけを頼りに追いかけます。

聞き取りと、その場での処理速度が同時に鍛えられます。

文字の助けがないので、負担ははっきり上がります。

言えなかった場所が、そのまま聞き取れていない場所です。
弱点が見えるのが、この形のいちばんの価値です。

シャドーイングとオーバーラッピングはどっちを先にやるか

オーバーラッピングが先です。

英文を見ながら口を慣らしてから、文字を外します。

いきなりシャドーイングから入ると、たいてい追いつけません。
追いつけないまま繰り返すと、自己流の発音が固まります。

いまの状態 やること
口が追いつかない オーバーラッピングに戻す
英文なしで最後まで追える シャドーイングを続ける
発音を直したい回 オーバーラッピング
聞き取りを鍛えたい回 シャドーイング
ねこ

別の練習じゃなくて、同じ教材の中の段階なんだ

シャドーイングとオーバーラッピングを組み合わせる順番

1本の教材で、両方を順に使うのが効率的です。

5ステップは、この順番になっています。

ステップ やること 呼び方
1 英文を見ずに、まず聞いてみる 聞くだけ
2 英文を見て、分からない言葉を調べる 意味の確認
3 英文を見ながら、声に出して追いかける オーバーラッピング
4 英文を隠して、言ってみる シャドーイング
5 録音して、AIに採点してもらう 確認

3番目がオーバーラッピング、4番目がシャドーイングにあたります。

英文を隠すのはボタン1つです。
速すぎるときは、再生速度を0.85倍に落とします。

私自身、3番目を飛ばすと4番目で必ず崩れます。

よくある失敗:オーバーラッピングだけで終わる

英文を見ながらだと、うまく言えている感覚が出ます。

そこで満足して、文字を外さないまま終わる方が多くいます。

ただ、文字を見て読めるのは当たり前です。
本当の実力は、英文を隠したときに出ます。

文字を外さないと起きること

  • 聞き取りの力が伸びない
  • 文字を音に変える癖がつき、カタカナ発音が固まる
  • 本番の会話で、同じ表現が拾えない

1本の教材につき、必ず1回は英文を隠す回を作りましょう。

ねこ

見ながら言えても、実力とは限らないんだ

シャドーイングと音読・リピーティングの違い

似た練習が他にもあります。

練習 音声 英文 主なねらい
音読 使わない 見る 文字を声にする
リピーティング 一度止める 見ない 短い区間を覚えて再現
オーバーラッピング 同時 見る リズムと発音
シャドーイング 同時 見ない 聞き取りと処理速度

音読は、音声を使わないので聞き取りには効きません。

発音の型を作る用途と割り切りましょう。

リピーティングは音声を止めるため、処理速度の負担が下がります。
そのぶん、長い文を覚える力は鍛えられます。

迷ったら、オーバーラッピングとシャドーイングの2つで十分です。
種類を増やすより、同じ教材を繰り返すほうが効きます。

シャドーイングの手順そのものは、こちらの記事で紹介しています。

関連記事シャドーイングのやり方は5ステップ。順番を守るだけで効果が変わるシャドーイングのやり方を5つのステップに分けて解説します。英文を見ずに聞くところから録音までの手順、1回あたりの時間配分、初心者がつまずく場所と対処法をまとめました。

まとめ

オーバーラッピングとシャドーイングは、同じ教材の中の段階です。

  • 違いは「英文を見るか」と「音を追う遅れ」の2つ
  • オーバーラッピングが先、シャドーイングが後
  • 発音を直す回はオーバーラッピング、聞き取りを鍛える回はシャドーイング
  • 追いつけなくなったら、いつでも前の段階に戻してよい

今日は英文を見ながら5回、そのあと隠して5回やってみましょう。

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よくある質問

Q. シャドーイングとオーバーラッピングの違いは何ですか?
A. 英文を見るかどうかと、音を追う遅れの差です。オーバーラッピングは英文を見ながら、音声とぴったり重ねて読みます。シャドーイングは英文を見ずに、1〜2語遅れて追いかけます。
Q. シャドーイングとオーバーラッピングはどちらを先にやるべきですか?
A. オーバーラッピングが先です。英文を見ながら口を音に合わせて、リズムと速度に慣れてから、英文なしのシャドーイングに進みます。
Q. オーバーラッピングだけでも効果はありますか?
A. 発音とリズムの改善には効きます。ただし聞き取りの力は伸びにくくなります。文字を見ているぶん、音を聞き取る負担がかからないためです。
Q. 両方やる時間がないときはどちらを選びますか?
A. 追いつけない段階ならオーバーラッピング、追えるようになったらシャドーイングです。いま口が回らないかどうかで決めましょう。
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