
英語は聞き取れるのに話せないのはアウトプット不足。今すぐできる練習を紹介
2026-08-112026-08-19 更新約4分で読めます
ねこえいごはある程度読めるし、聞き取りも少しできる。
でもいざ話そうとすると言葉が出てこないんだよね
こんな悩みを解決します!
英語が聞き取れるのに話せない理由
結論から言うと、アウトプット不足です!
ハナスすでに英語を聞き取れたり読めるのであれば、十分なインプットができている証拠です。
日本の英語教育はインプット重視です。
そのため、日本人はこういった状態に陥りやすくなります。
「分かる」と「使える」の間にある壁
前提として、言語の知識には2つの状態があります!
ハナス- 受容語彙 … 見聞きすれば意味が分かる語彙
- 発表語彙(発信語彙) … 話すときに自分から取り出して使える語彙
一般に、受容語彙は発表語彙の数倍あると言われます。
つまり知っている単語の大部分は、聞けば分かるが出てこない状態です。
読む・聞くは、目の前の単語から意味を引き出す作業です。
話す・書くは、伝えたい意味から単語を探して取り出す作業です。
方向が逆になります。
ねこ知っているつもりでも、実際に話せる英語はほんの少しなんだね
受容語彙はアウトプットしないと発表語彙にならない
受容語彙は、時間とともに自然と発表語彙になるものではありません。
英語を話すなどのアウトプットをしない限り、受容語彙のまま留まります。
英語が話せない3つの原因
先ほどの知識をもとに考えると、原因は主に3つです。
- 英語を思い出す時間が長い
- 完璧な文を作ろうとしている
- 失敗できる場所がない
英語を思い出す時間が長い
会話には制限時間があります。
相手が話し終えてから返答までの猶予は、せいぜい1〜2秒。
この間に変換が終わらないと、沈黙して会話が止まります。
沈黙を生まないために必要なのは、受容語彙にアクセスする速さです。
そしてその速さは、アウトプットでしか上がりません。
完璧な文を作ろうとしている
多くの英語初心者は、正しい文を作ってから口を開こうとします。
しかし実際の会話では、ネイティブ同士でも言い直しは頻繁に起きます。
単語を並べるだけの発話も、珍しくありません。
正確さを優先すると、考える時間が増えます。
考えている間に相手が話し、せっかくの機会を失ってしまいます。
最初のうちは正確さを捨ててでも、発話量を増やしましょう。
ねこたしかに外国人のつたない表現も、割と汲み取れるもんね
失敗できる場所がない
人によっては、これがいちばん大きいかもしれません。
上達には試行回数が要ります。
けれど英語を話す機会は、週1回のレッスンか仕事の場面くらいです。
前者は回数が足りず、後者は失敗のコストが高すぎます。
気軽に、大量に、下手なまま話せる場所が抜け落ちています。
【1日3分】今日から始める、英語を話せるようになるための練習
英語が聞き取れるのに話せない方におすすめしたい練習はこちらです。
- 目に入ったものを英語で言ってみる。状態や感想など
- 言えなかった表現をメモする(日本語で構わない)
- その表現を調べて、例文を5個作って言う
この3つは、1日3分から始められます。
大事なのは3番目です。
調べただけの表現は、受容語彙のままで止まります。
口に出して初めて、取り出す回路が作られます。
続けるためのコツ
簡単な3ステップですが、続けるのは簡単ではありません。
完璧な文を作ろうとしないことです。
文が出てこなければ、blue umbrella だけで構いません。
メモは日本語で構いません。
英語で書こうとすると、そこで手が止まります。
慣れてきたら、その日のメモを寝る前に3つ口に出しましょう。
英語の発音が難しいならシャドーイングが有効
もし発音の段階で悩んでいる場合は、シャドーイングが有効です。
聞き取れない音は、自分でも出せません。
逆に、出せる音は聞き取りやすくなります。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1 | 英文を見ずに、まず聞いてみる |
| 2 | 英文を見て、分からない言葉を調べる |
| 3 | 英文を見ながら、声に出して追いかける |
| 4 | 英文を隠して、言ってみる |
| 5 | 録音して、AIに採点してもらう |
私自身、シャドーイングを続けて、発音に自信が持てるようになりました。
シャドーイングの詳しいやり方は、こちらの記事で紹介しています。
関連記事シャドーイングのやり方は5ステップ。順番を守るだけで効果が変わるシャドーイングのやり方を5つのステップに分けて解説します。英文を見ずに聞くところから録音までの手順、1回あたりの時間配分、初心者がつまずく場所と対処法をまとめました。
まとめ
英語が話せないのは、英語力が足りないからではありません。
受容語彙を取り出すアウトプットの訓練をしていないからです。
- インプットとアウトプットは別の能力。片方を鍛えても、もう片方は伸びない
- 会話に必要なのは知識量ではなく、取り出す速さ
- 上達には、失敗できる場所での大量の発話が要る
読める・聞き取れる土台があるなら、残っているのは取り出す練習だけです。
「話せない」と悩む方の多くは、すでに十分な知識を持っています。
TOEIC700点ほどあれば、日常会話の語彙と文法はほぼ揃っています。
それでも話せないのは、取り出す経路が作られていないからです。
この段階で、新しい参考書を買う必要はありません。
必要なのは、持っているものを口から出す回数を増やすことです。
ねこさっそく目に入ったものを1つ英語で言ってみようかな!
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よくある質問
- Q. TOEICのスコアが高いのに話せないのはなぜですか?
- A. TOEICで測られるのは主に受容側の力(読む・聞く)だからです。話すことは、伝えたい意味から単語を検索して取り出す作業であり、認識とは方向が逆になります。取り出す練習をしていなければ、いくらスコアが上がっても話す速度は上がりません。
- Q. 英語で独り言を言うだけでも効果がありますか?
- A. あります。相手がいなくても、意味から表現を取り出す練習にはなります。詰まった箇所こそが自分の発表語彙の穴なので、そこを記録して埋めていくと効率的です。
- Q. 文法を間違えるのが怖くて話せません。
- A. 初期段階では正確さより流暢さを優先しましょう。正確さを優先すると発話量が減り、発話量が減ると練習機会が減ります。まず止まらずに話し切ることを目標にし、正確さは後から整えるほうが効率的です。
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